あの時があったから今がある
「あの時があったから、今がある。」そんな一日でした。
本日、岡山市の取り組みで、県外の飲食関係者・シェフの皆様が、岡山の黄ニラとパクチーの産地をご視察くださいました。
この取り組みは、私も6~7年前に企画に携わらせていただいたものの一つです。現在も継続して実施されていることを知り、とても嬉しく思いました。
今回は直接ご案内する機会はありませんでしたが、県外から多くの皆様が岡山まで足を運び、生産者の想いや産地の魅力に触れていただけたことは、本当に意義深いことだと感じています。
遠方よりお越しくださった飲食関係者・シェフの皆様、そして関係者の皆様、心より感謝申し上げます。
私が兵庫県から岡山へ婿入りし、黄ニラ農家として就農したのは1999年。今年で27年になります。
就農した当時は、黄ニラの知名度は決して高いとは言えず、パクチーも今ほど知られている野菜ではありませんでした。また、農業という仕事そのものも、その価値や魅力が十分に伝わっているとは言えない時代だったように思います。
「どうすれば黄ニラをもっと多くの人に知ってもらえるだろう。」
「どうすればパクチーの魅力を伝えられるだろう。」
「どうすれば農業という仕事の価値や意味を、多くの人に感じてもらえるだろう。」
そんな思いを胸に、日々畑で農業を営みながら、「黄ニラ大使」としての活動も続けてきました。
メディアへの発信、イベントへの参加、学校での食育活動、飲食店や企業とのコラボレーション、商品開発など、一つひとつは決して大きなことではありませんでしたが、その積み重ねが少しずつ人と人をつなぎ、今回のような産地視察や交流の機会にもつながってきたのではないかと感じています。
もちろん、ここまで歩んでこられたのは、私一人の力ではありません。
家族をはじめ、地域の皆様、生産者仲間、行政の皆様、JAの皆様、飲食店の皆様、シェフの皆様、お取引先の皆様、お客様、そして私の活動を応援してくださる多くの皆様。
数えきれないほど多くの方々とのご縁と支えがあったからこそ、今もこうして農業を続けることができています。
今日のような取り組みを目にすると、「あの時があったから、今がある。」ということを改めて実感します。
過去の挑戦が今につながり、そして今日という一日が、また未来へとつながっていく。そう思うと、とても感慨深い気持ちになります。
これからも、岡山県産の黄ニラやパクチーをはじめ、魅力あふれる岡山の食材が、全国のシェフの皆様や飲食関係者の皆様のもとへ届き、多くの方々に味わっていただけることを心から願っています。
私も生産者の一人として、皆様に喜んでいただける黄ニラとパクチーをお届けできるよう、これからも日々の農業に勤しんでまいります。
これまで支えてくださったすべての皆様に、心から感謝申し上げます。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


